付加断熱と透湿防水シート。

秋らしい日がなかなかないですねぇ

朝は寒いのに

昼間は長Ｔ一枚みたいな一日。

寒暖差があるということは、紅葉も進むということでしょうか…

那須で進行中のＮＷ-Baseは、某別荘地内にての工事です。

先日も管理のおじさんたちが雨の中、落ち葉さらいをされていました！

紅葉前に落葉？？

それもさみしいところですね～

少し前に那須へ三山がけしてきたときの紅葉を少しだけUPしてみますね～

お天気はいまいちでしたが、きれいな山並みは気持ちよかったです♪

話をもどしまして...

ちょうど、現場の前に軽トラックが止まっていたので祝日に大工さん？？(同じ色車種だった）と思ったら、管理の方でした（汗）

「わるいねぇ」って

すぐに駆け寄ってきてくれました。

ま、こちらもすぐに出るので

「大丈夫ですよー、そのままで〜」

そんな会話もあったりで、管理事務所の方たちとも仲良くさせてもらっています。

っていうのも

元々、古い別荘地なので道路幅が広くなく乗用車のすれ違いがギリギリなんですよね。

なので、材料の搬入時も注意が必要だったりします！

工事が休みの日曜日に

近くで打ち合わせがあったので、現場に寄ってみると…

現場の駐車場に見慣れない車がとまっていました。

「だれだろ？」

そう思いながら道路に車を停めると…

前のお宅からすぐに年配の男性が駆け寄ってきます！

お向かいさんのところにお庭の手入れに来てた方でした。

（お向かいさんには駐車場がないんです。）

お向かいのおばあちゃんにもいつもよくして頂いているので、お休みの現場ですし路上駐車をしたくないのはよく判るので、そのまま使って頂きました。

別荘地で多く工事をしている訳ではありませんが、木々に囲まれた自然だけでなく、ここに関わる人々もとてもよい環境だなぁと感じることがたくさんあります。

お引渡し後の環境もなんだか楽しくなってきます♪

そんなＮＷ-Baseは、

外部の付加断熱工事が終わったところです！

4寸（12cm）の壁構造材に高性能グラスウールが充填され、それでは足りない分を外装耐力面材の上にさらに高性能のフェノールフォームを貼り付けていくのです。

その厚みは３０mmあります。

この厚みを増やすこともできますが、３０mmと言うサイズが木材の規格寸法にも合わせやすく、高性能を少しでも価格を抑えてつくるための厚みになっています。

付加断熱が３０mmであってもＮＷ-BaseのＵa値は、０.２３w/m2・kを実現できます。

充填材のグラスウールを外部へも付加する方法も高性能する方法なのですが、フェノールフォーム同様の性能をグラスウールで作ろうとと思うとその厚みは倍以上になってしまうのです。

重めの外装を使おうとすると、その荷重も考慮しなければならないので、付加断熱の材料はなるべく薄くしたいのです。

そのまま貼り付けていくので、断熱材のロスも少なくできます。

（グラスウールも自由が効くので無駄が少なくできます）

少し判りにくいのですが、付加断熱を厚くすると基礎面との段差も大きくなり、見た目もちょっと…

と、なってしまいます。

基礎断熱も外側へ付加すれば、見た目は良くなるのですが、防蟻の観点からあまり採用したくはないのです。

防蟻用の断熱材もあり、以前使っていたこともあるのですが、価格面とモルタル塗り仕上げのこともあり好んでは使っておりません…

ゆえの

３０mmのフェノールフォームであったりします。

さらに言えば、

構造用面材や防火認定の有無も採用のポイントでもあります♪

そんな付加断熱材を張りあげればー

やっと、防水シートの出番となります！

私の経っての想い

透湿防水シートでお家全部を包むことをしたい！！

がココで出来上がるのです♪

壁面のシートと屋根のシートを連結する…

あああ〜〜〜ぁっ！

肝心の連結部分の写真がない〜

早く撮っておかなくてはー

そんな感じの現場でもあります。

今週も最後まで読んで下さりありがとうございます♪

私たち那須住宅は栃木県大田原市、那須塩原市、那須町を中心に高気密高断熱住宅を自然素材を使って新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.3・C値0.3・自然素材でつくる工務店です。