おそらく２００８年の頃から
『自立循環型住宅への設計ガイドライン』を学び、家づくりを続けています。
機械設備にできるだけ頼らないエネルギー削減を目指した住宅設計です。
出来ていることもまだ出来ていないこともあるのですが、
弊社の目指す“自然を愉しみ共に暮らす”は、
ここから学び発展していったものになっています！
日焼けした古い教本ですが、何気に同じものを2冊持っています。
ひとつは、建築士会主催のセミナーで学んだもの。
もう一つは、『自立循環型住宅研究会・関東支部』
で、野池先生や辻先生から教えて頂いたときのものです。
表紙に走り書きで２００８,１１,２０とあるので、かれこれ１５年以上経っているようです。
その野池先生が、東日本大震災を機にエネルギー問題が急務であること。
原発の発電量を差し引いたくらいの発電量で暮らしていた１９８５年の日本。
家のつくり方と暮らし方で、無理をすることなくエネルギー削減を目指しましょう！！
という『Forward to 1985 energy life』が発足したのです。
１９８５年当時とくらべ、家電なども相当増えてはいましたが、
パッシブデザインを採り入れながら住宅をつくり
住まい手がムリなくアクティブに暮らすことで、エネルギー削減をすすめる。
そんな取組です。
私もそんな取組に賛同し、２０１３年には同団体が認定するアドバイザーとなるべく
“暮らし省エネマイスター”の認定を頂いたりしていました！
試験や日々得られる情報をもとに、住まい手さんたちに様々な情報をお話させて頂いたりしていました。
が...
改めてこの資格を必要とする機会を逸していたのか
気がつけば、失効しておりました。
失効から７年という月日が過ぎましたが、
改めて試験を受け、今年の２月に新たに更新認定を頂きました！！
なんのために？？ とお思いの方もいると思います。
今まで活躍出来ていなかったのに...
実は・・・
この度“1985地域アドバイザー拠点”となるべく手続き中なのです！！
そのためのセミナーなどがこれから続きます。 私たちがつくった家は、決して多くありません。 これからも爆発的に多くなることもありません。
私の住む大田原市だけで約７万人
世帯数で、約３万軒
到底伝えきれません！！
少しでも多くの皆さんにそれぞれのライフスタイルに合わせた省エネルギーアドバイスを行い、より豊かに、快適な生活を送れるようにするための活動のひとつなのです。
会社とお施主様という関係だけでなく
会社と地域や環境。
人と家と自然の関係を深めていきたいと思います。
より多くのみなさんに知って頂きたいことがあるんです！
“建築のプロの皆さんへ” って
挿絵がボート漕いでますね～！！ まさに“水先案内人”です。（“自称”住まいの水先案内人）
先輩工務店の皆さまのおチカラを借りながら
大きな声で伝えていこうと思います。
話は変わって
先日ネットでポチッとしたものが届きました♪
キャンプで三角の旗がおしゃれに飾ってあったりしますよねー
かわいいなぁと思ってアウトドアショップとか探したりしてたんですが...
本当に欲かったのは、こっちでした！！
三角じゃなくて“四角”の方
三角のはガーランドって言うらしいのですが、
四角のは、『タルチョ』
エベレスト登山のＴＶなんかでベースキャンプに掲げてある“アレ”です！
青、白、赤、緑、黄の５色の旗で、
それぞれに天、風、火、水、地を意味しているそうです。
山岳登山の安全と幸運を祈るためのものです。
※Wikipediaによると
五大（ごだい、サンスクリット：panca-dhatavah、英: five elements）とは、宇宙（あらゆる世界）を構成しているとする地（ち）・水（すい）・火（か）・風（ふう）・空（くう）の五つの要素のこと。
五つの要素[編集]
弊社の“NASUNO BASE CAMP”も住まいの安全と幸運を願う拠点となります！！
竣工までにはもう少し時間がかかりそうですが、楽しみながら工事を進めております♪
これを目印に遊びに来てくださいねー！
このタルチョが掲げられるのが待ち遠しいです。