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お困りごと対応。

山の上は、紅葉も見頃になってきたようなので、休みになったら出かけたいと思っている私、益子でございます。



現場帰り

(現場帰りの景色)


寒くなってきた証拠でもありますねー

温暖化もあり、先月上旬は暖かい日も多くありましたが、すっかり朝晩も冷える時期となりました。


そんな寒い地域の暮らしには、“こたつ”が欠かせません!

お家が古かったりで暖房しても温まりにくいので、身体を直接温めてくれる“こたつ”が活躍してくれるのです。


昭和の時代には和室が必ずといっていいほどありました。

私の記憶の中でも幼い頃から座卓生活をしていて、これからの時期には“こたつ”は必須です(笑)

家が寒いので、こたつから出られずそのまま寝落ち…

そんなこともよくあります(汗)


そもそも...

お家を高気密・高断熱化すれば、活動量も増え寝落ち生活もやめられるかもしれません。 (そうは思っても鉄骨造のお家はいろいろたいへんなのでなかなか手が付けられません)


もとい 高気密高断熱化されていないお家は、熱量の高い暖房が必要なのです。


そんな和室を暖かくしてくれる大事なこたつが壊れてしまうと大変です!

数年前にもあったのですが、現代の世の中こたつ需要がないせいか、ヒーター(熱源)の交換が大変だったりします。


しかも“掘りごたつ”に限っては、床置きのヒーターは恐らく生産していないのです。


掘りごたつを修理するのには、いろいろ注意が必要になります。


ヒーターは、ほぼ天付けとなります。

以前、造り付けで作ったときも天付けのヒーターでした。


既成のメーカーさんだと大建工業さんで出していたりします。

ここのメーカーでは、上部ヒーターと足元のホットカーペットで暖めてくれます。



今回のお施主様は、天板も新しくしたいということで大建工業さんの掘りごたつに交換させて頂きました!


既成品であるがゆえに現調は欠かせません。 (造り付けやどんな時でも大切ですが)

こたつ改修

縦横の寸法は、誤差レベル。

炉端の受け板が大きすぎるので、部分交換。

ただ、深さがあと7ミリほど足りたい…


底部分を解体のうえ、設置させて頂くようになりました。


工事当日。

モルタル塗りを解体していくとザラ板(モルタルの下地板)が白アリの食害を受けていました。

堀こたつ交換

お施主さんも発生当時の話をしながら、見守ってくれています。

どうせなら、底部分を全部撤去して

こたつの下の通風も確保したいと思っています。


掘り炬燵リフォーム

コンクリートブロックで固められていた所も解体撤去し、まわりに詰められていた砕石を敷ならして無事解体作業終了です!


炉端受けを取付、炉箱を入れるとスッキリ納まります♪


しかし、ここがリフォームあるある


炉箱が納まったのに電源が付けられない。

コンセントの取付位置が大引(構造材)に干渉してる…


事前の開口寸法(要件)の他に

施工説明書をよく見ると35ミリ切り欠けとある。 炉縁の受け材の厚みは18ミリ そんなに切り欠いたら受け材が受け材でなくなってしまう。。。 今は、剛床(24mm合板下地)が普通かもしれないけれど、世の中の大半は根太下地納まり。

ボックスもあるから判る数字だけど、相手はこたつを造り付けるのに既に大引を刻んでしまっている…


これ以上切り欠きは大きくしたくないので、ボックスを付けずに配線まわりをテーピングにて保護。

本来、外さなくてもよい粗床下地も剥がして加工します。

掘り炬燵電源

コンセント部の最小限で少しだけ掘り込みさせてもらいました。

もちろん、コンセントはちゃんと表に顔を出してくれました!

電源問題

だがしかし

問屋はそう易々と卸してくれません。


裏側の写真の通り、固定は後ろからなのです。

下は留められるのですが、上のネジがとまらない…


いろいろ考えた結果小さな穴を空けるようにさせて頂きました。

コンセント固定

プレート穴の位置を計算し、墨出しをして

ネジとドライバー分だけの穴を空けてみました!


ドキドキでしたが、これが上手くいきました!! なにげに気持ちいい瞬間でもあります♪


〈独り言〉

メーカーさ~ん コンセントの位置を下げてくれれば、どんな現場でも入ると思います~♪ (たとえ開口がピッタリでも切り欠きなしで、斜めに入れられるしー)

ぜひご検討下さ~い!!



これですべての障害を乗り越えられたので、あとは組み立てです。


炉端、こたつ本体を組み立て、ヒーター類を取付て…

掘り炬燵ヒーター

無事完成です♪

掘り炬燵交換

テレビも壁掛けにしたいとのご要望もあり、後日改めて対応させて頂くこととなりました!


最近、ご近所さんのご相談も増えてきました。


お家のかかりつけ医のような存在を目指しているので、ほんとうれしい限りです♪




数年前に新築工事させてもらっている大田原市内のお施主さまからもちょっとしたご相談も。


新築時につくったウッドデッキに屋根をつくりたいとのことでした!


デッキだけにできるだけ簡単にと思ってはいたのですが、結局柱部分を交換して屋根を設置させて頂きました!


ウッドデッキ屋根


そして、本日は椅子修理〜!!

座面の痛みが多くなってきたので、張り替えをしたいとのご相談でした。


家具屋さんとも相談して、そんなに難しくないよー!

の言葉に調子にのってやってみました。

ダイニングチェア張り替え

傷んだシートを慎重に取り外し型にしてみました。


選んてもらった生地を切り取り〜


ムムっ!


接着でいいかなと思っていたのですが、座面に置いてみるとダメだぁ〜(泣)

急遽、ユザワヤへ行って太口糸を買い出しチクチク。

久しぶりにお裁縫をしてみました!


そんなこんなでいい感じに出来上がり♪


椅子張り替え

あと2脚がんばりまーす!



今週は、家具づくりもあるのでまだまたがんばってみまーす。


暮らしの中のお困りごとって、いろいろあると思うのです。

私もお家や暮らしに関わるようになって、早30年

お陰様でたくさんの解決方法を身につけることも出来てきました。


得意なのはお家のコトなのですが、それ以外でも以外と出来たりします。

私が出来なくても、私のまわりにはスペシャリストがたくさんいてくださいます。


何か気になることがありましたら、聞いてみてくださいね!


そういえは、今も車中泊仕様の車のリフォームご相談下さる方もお見えになっています!


楽しいことをみんなでやると、

その楽しみが人の数だけたくさん膨らみ増えていくように思っています




今週も最後まで読んで下さりありがとうございます♪



私たち那須住宅は栃木県大田原市、那須塩原市、那須町を中心に高気密高断熱住宅を自然素材を使って新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.3・C値0.3・自然素材でつくる工務店です。





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〒324-0043 栃木県大田原市浅香1-5-7

Tel 0287-23-2224 Fax 0287-23-8589

森里川海

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