現場進捗と最近のこととか
- 益子晃人
- 4 日前
- 読了時間: 6分
少し前にジョギングシューズを新調してみました!
まだ、履けるといえば履けるシューズはあるものの、それは数年前にマラソンを走ったときのものでレースを想定して重すぎず…
的なことを考えて買ったものでした。
そのレースは、雨の悪天候と練習不足もあってか中間地点過ぎには痛みを発症し、歩きながらもギリギリ完走を果たしたものでした。
今となっては体重はさほど変わらないものの…
圧倒的な筋力不足を痛感している昨今です。
自分でもモヤモヤな日々を過ごしたおります。
(厳しくしなけばと思う心と甘い囁き)
そんな中、後輩たちが走っていることを聞き、ちょっと感化されてきました!
最近のシューズはほんとにクッションがいいらしい♪(ほんとに〜?!)
そこでまず、モチベーションを上げるべくお手頃なところを探してみました!
厚底シューズの流行りもあり、聞いたことのないメーカーやこのメーカーがランニングシューズ売ってるの〜
みたいな感じて時代錯誤を感じてました(汗)
お店で少し履き比べてみると、以前は細身のメーカーだったところもそうでなくなっていたりいろいろ発見があります。
斬新なデザインのものも多数!
興味がそそられます(笑)
それでも現実路線で履いてみると、結局アシックスに落ち着きました。
そんなしばらくハコ入りだったシューズをやっと外の世界へ連れて行ってあげました〜

ゆっくりだけど、まず500Mくらい走れた!
少し歩いてまた走る!!
そんな感じで一日目は2kmくらいかなぁ
いちおう走ってきました。
現役のときに履いていたものと比べてみました

ぜんぜん大きさが違います!
同じメーカーの同じサイズですよ〜
(30年前の年代ものもまだ履けました)
重さは150gと265gほど違ってますが、反発がある分ぜんぜん重く感じませんでした。
足がそんなに上がってないからかもしれませんが〜(笑)

走りたい
↓
走り始める(今あるシューズで)
↓
筋力不足から膝などを痛める
↓
走りたくても走れない
↓
走らなくなる
実は、去年ちょっと走り始めたこともありましたがすぐに違和感を感じそのままグダグダになってしまっていました。
古い靴は、例えるなら
断熱のない家で冷暖房しながらなんとか過ごしているようなもので...
その温度差は身体に負担のかかる暮らしのようですね~
反発があり、走ることが楽しくなるような最近の靴は
断熱や気密を考慮された、高性能な住宅です!
体に負担のない暮らしが出来ると、自由度が増します。
走りたい
↓
身体に負担の少ないシューズを選ぶ(この工程が大切)
↓
楽に走れるようになる
↓
筋力がつく
↓
健康で走ることが楽しくなる??
この未来の差は、とても大きい あとは、
未来を信じ、三日坊主にならないように少しずつ励んでみたいと思います。
さて、那須の新築工事現場も本格的に工事が始まっております。 基礎の根入れも凍結深度を勘案しながら、少し深めにしています。
“凍結深度”
あまり聞きなじみのない言葉かもしれませんが、大事な要素です。
冬になるとよく見る?? きっとみたことがあると思うのですが、“霜柱”を思い浮かべてみて下さい。

土中の湿気分が凍り、氷の柱となって周囲の土と共に立ち上がるこれです。
地球の表面ともいえる土地の表面は、大気の熱の影響で熱せられたり、凍ったりします。 夏なら簡単に掘れる土であっても、冬になるとその湿気分で凍りつき
スコップや重機でさえも大変な作業になることもあるのです。
凍って、硬いだけなら大きな問題にもならないのですが...
水分量が多くなったりして、霜柱のように持ち上がると時にたいへんなことにもなりかねません。
よく目にする霜柱なら、ザクザク上って歩いたりしませんでしたか?
それくらい柔らかいもので、子供なら間違いなく踏むでしょう~(笑)
けど、それが笑いごと
ぜんぜん楽しくないことが起こり得るのです。
子供が踏みつぶせる霜柱も
時に、とても重いお家さえも持ち上げてしまうことがあるそうです!! 幸い私自身は、こういった事象に出会ったことはないのですが。。。
氷によってお家が持ち上げられると、その後解け沈下する。 その時に不同沈下のようになり、お家が傾いてしまう。 とてもやりきれない事象です。
そんなことのないよう地熱を考慮し、いつもよりも基礎の底を深めに設計しています。
現在の砕石地業ですが、外周のベースコンクリートと内部の高さを10㎝ほど多くしています。
そのため、砕石の斜め部分の傾斜が大きくなっています。

東北や北海道では、行政がこの根入れの深さを規定しているところもあるようなのですが、栃木県では設計者判断に任されているようです。
温暖化(沸騰化)を考慮してもここは甘えるわけにはいきません。 温暖化といっても寒い日ががなくなる訳ではなく、温度ムラが大きくなるものと私は考えています。
昨年の冬は、雪も少ない感じでしたが
今年の冬は、雪も多めな印象です。
地球全体は、暖かくなっていることに違いはありません。
ある場所の気温が、暖かくなるのか?寒くなるのか??
地球のどこかで、熱波や乾季が多発し、その反対で寒波や大雪が発生するのです。。。
話が逸れてしまいましたが
寒い場所は、寒くなることを想定し暮らしと設えを考える。
暑い場所は、暑くなることを想定し暮らしと設えを考える。
これらが建築に出来ること。 だと思っています...
電気に詳しくないからいう訳ではなく
できるだけ建築屋は建築で最良の暮らしを考える。
そこでまかなえない部分を設備で考える。 ここちよい暮らしのための必要な最小限の設備は、その暮らしのエネルギーを減らすことだけにとどまらず、供給側の生産エネルギーも減らすことにつながります。
家は消費材ではありません。
新築の建物なら、なんでも多くつくればよいという時代でもありません。
50年でも100年でも
より永く住み継ぐことの出来るものでなくてはいけないのです。
私たちつくり手が、いの一番で考えなくてはならないことです。
どこに建てるのか?
どう建てるのか?
とても大切な要素です。 そんなことを考えながら基礎の設計も進めさせていただきました。 今の写真では判りませんが、この後の基礎の仕上がりも楽しみにしてくださいませ~! 新たな取り組みも出てきます♪
いつも最後まで読んで下さりありがとうございます♪
私たち那須住宅は栃木県大田原市、那須塩原市、那須町を中心に高気密高断熱住宅を自然素材を使って新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.3・C値0.3・自然素材でつくる工務店です。
Comments