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山あり谷あり川あり

更新日:9月11日

なかなか暑さが治まらない9月がはじまりました~ 今年も終盤に入ってしまいます!

まだまだやりたいことがあるのに 出来ていないことも。。。

人それぞれ平等に時間は過ぎていくんですよねー

過ぎたことは、もう過去に

できるだけコウカイのないようにしたいものです。


人生それぞれに山あり谷ありといいます。


よく人生の何合目とか山登りに例えたりもしますよね

人生の目標

人生のゴール

何かの節目の目標を目指して一歩一歩登っていくイメージですよね!


登りも下りも

昔、登った北アルプス・白馬岳へ向かう稜線歩き

延々と続く道を一歩ずつ進むのです。


こんな風に気持ちのよい日もあれば、悪天候の日だってある。

怪我をしてしまうかもしれなかったりする。


様々な困難にも耐えしのぎ、目的を達成するのです!! そんなイメージが湧くと思います


自分自身が目標を持った時には、とても判りやすい表現になります。

自分の人生が山なのか?

そう考えると。。。


何か違う気がしたのです。


私は、実際に山も登りますが

川を下ったりするカヌーイスト、カヤッカーだったりします!! 水辺にいると愉しいのはもちろんですが

いろいろな思いを描いたりできるのです。。。


せせらぎに癒されることもあります。


川をどう下れば安全なのか?

自然はいつでも人の命をいとも簡単に奪ってしまいます。


そうならないように 自分の身を守る術は、知識も技術も身につけなければなりません。

そんな風に川とも向き合っていました。 川は身近にあるものですが 実は、命を育む森と海を繋ぐ大切なものだったりするのです!


あらゆるものが便利で良くなりすぎています。

なにげに自然がなくても大丈夫なように見せかけてしまっていて

人間と自然の距離を遠ざけてしまっているのです。


川がなければ人類は発展しなかったはず

4大文明はそれぞれに大河と共に発展したのです。

人の根幹は水、川にあるはずなのです。


ちょっと話が大きくなりましたが


もとい

川を下るということは、川を知ること。


下れる水量を知り、その川の特性を知ることに他ならない。 その時々によって状況は刻々と変わっていきます。


スカウティング

難所やストレーナーと呼ばれる流木や倒木があれば

安全のために必ずスカウティングといってカヌーを降り、下見をするのです。


橋桁や流木などに引っかかってしまったら、時に命にかかわります。


砂浜に埋めてもらったりしたことありますか? 田んぼなどのぬかるみに嵌って出れない! みたいなことみたことありませんか??


足だけに重みがかかっただけでも身動きがとれなくなるのです。

灯油タンクの18Lあの大きさ、重さをひとつ受けただけでもかなりの負荷がかかります。 川の流れは止まらないのです。

流れ続け、水圧をかけ続けます!!

浅くても流れがあると危険なのは、こういうことです。

(まだまだ暑い日が続きそうですが、水遊びは必ずライフジャケットを着用で遊びましょう)

もっといえば、川の水面と底では全く流れかたが違います。


何があっても、きちんと家に帰るのです!!

アウトドアでは、自然に忘れ物(道具もごみも命も)をしてはいけません。


川下り、ダウンリバーは、そうしてルートを確認し

そのルート通りに漕ぎ進められるようにするのです。


本流や流れを読み

岩を避け、隠れ岩を確認し、より最良のルートを選ぶ


予定どおり

時にはチャレンジをし


ちょっとズレると

ルートはずれ

バランスを崩すこともある


迂回をする

時には迂回路を選びます


その時の水量や流れ方

自分の乗るフネと技術、スキルに合わせて進むべき進路を決め、下っていきます。



これって


何かに似ていませんか? そう

生き方、人生そのものだと思うのです。


秋元康さんが“川のながれのように”を書きましたが 穏やかなだけの人生ならそれでもいいかもしれません。

身をまかせられるだけの安心があるならいいのかもしれません。


“自然に身をまかせる”ことも時には必要です。

でも、人生そんな楽なことばかりではありません...


人生は、川の流れのようにではなく

自分らしく、何かに委ね左右されるのではなく

川のような世界、世の中をどう進み、どう生きるかだと思うのです。



自分の乗ったフネを漕ごうが漕ぎまいが、川は流れ続けます。 自分が何をしようが何をせずとも時間は過ぎていくのです。


人生の中のホワイトウォーターをどう下るのか? フラットウォーターをどう愉しむのか? 流れをどう読み、その流れに乗るのか!

あえて流れに乗らず、マイペースで進むのか。。。


その流れに乗りたくても乗れなければ、思ったとおりにはならないし

たまたま、乗れたとしても技術が伴わなければ

沈

“沈”します! (ひっくり返ります)



川は、地球の血管ともいえるもの

川が自然を育み、人を人間らしくしてきました。

川は人の原点ともいえるのかもしれません


そんな川、水の中に落ちると。。。


夏は気持ちいいけど、それ以外はちべたい(泣)

落ちたくないものです。 カヌーをはじめた頃は、今日は○沈とか言って落ちた回数を数えたりしてました。 落ちなくなったり、ロール(脱をせずに起き上がる)が出来るようになると、余計に数えなくなりました。

というのも、

冬は、危険な側面もありますが、シーズン通してそれなりの装備を準備します。

多少冷たく思う時期もありますが、 いざ、落ちると吹っ切れるんですよね!!


もう、失うものがないというか

一度濡れたら、2度めも同じみたいな感じで。

体裁とかどうでもよくなり、我にかえるんです。

素になるというか...


より自身が人に近づき、

自然により近くなるんです!


見たまんま、自然と一体になれるのです♪

(結果的にね!)


飛び込む

きっと公園の噴水のまわりで

無邪気に遊びまわる子供たちのようにね~っ♪


森の中で森林浴で癒されるのは

森の中のたっぷりの水蒸気に包まれるからかなー

なんて思ったり。

人の大半は水でできているんだから、

水の中、そうお風呂も! その中にいることは、とっても自然なことなんだよね。






穏やかに

時に激しく、時に穏やかに

いつでも川は受け入れてくれます。



それぞれに

さあ、

それぞれに思い描いた人生となるように


自然を知り、術を磨き、大海を目指しましょ~~~!!



先日、人生って山登りっていうより

川下りだと思うんだーっていう話をしたので、そんなことを書いてみました♪


私が住まいの“水先案内人”とHPで謳っていたり

“CANOE TRIP”としているのは、こういう意味が込められています

いっしょに家づくりという人生一代の大事業を成功させるために

安全に安心して暮らしていくために私が磨いた技術を持って、共に旅をするように。。。

そんな想いで暮らしづくりのお手伝いをしています。


あ~

今回のブログは早く川下り(ダウンリバー)に行きたくなってしまぅ~(笑)




水遊びは、ライフジャケット(PFD)をお忘れなく~

今週も最後まで読んで下さりありがとうございます♪





私たち那須住宅は栃木県大田原市、那須塩原市、那須町を中心に高気密高断熱住宅を自然素材を使って新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.3・C値0.3・自然素材でつくる工務店です。



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