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屋根の上から〜

更新日:1 日前

梅雨明けも間近⁈

と思われますが…


それ以上にすっかり“夏”真っ只中の様相ですよねー(大汗)


そんな今週は、何度か屋根の上に上がってきましたよ〜!

 


もうすっかり、手放せなくなった空調服。

ドカタ焼がきらいな訳ではないのですが、疲労も考え長袖作業が多くなりました。


ハウスメーカーで建てられた別荘ですが、ご縁あって、いろいろとリフォームのお手伝いをさせてもらっているお宅へ工事へ行ってきました!

今回は、アンテナの新設です。

谷あいの地区ということもあってか今までケーブルTVで見られていました。

このケーブルTVをやめて、地デジ対応の八木式アンテナを取付ます。

アンテナ工事

前もって、電波状況を測らせてもらっていたので、工事そのものはスムーズに出来ましたが、途中ケーブルTVの何らかの機械をバイパスするか否かを調べなければならなかったりとちょっと余分な時間がかかってしまいました(汗)

受信調整

それでも、電気屋さんのスムーズな測定で無事確認もでき完了となりました〜!

地デジの方が費用も少ないのかな⁇


その後は、漏電と思われるお宅へ

先日、漏電ブレーカーが安全に機能しなくなっていて交換させてもらったのですが、数日の後また落ちてしまうことがありました!


雨の日に落ちてしまうことが、ほとんど…

そんなこともあり空調も診れる電気屋と同行しています。

配線を確認に漏電の疑い確認。

その後、基盤や各配線にあたりをつけていきます。

エアコン漏電修理

分解だけなら、私もお手のものです(笑)

なかなかのお姿に。


 

すると、 

怪しい配線にたどり着きます。

その配線をたどると…

そこは、膨張弁というところでした!


膨張弁の漏電

ここをバラしてみると、ほんとにサビが出ていて腐食がすすんでいました!!


これさえ交換できれば、まだまだ使えます。

ということで本日、週末のうちにメール手配させて頂きました!

部品があることを祈るばかりです。


それにしてもここまでわかっちゃうんですねー

PCとかスマホもそうだけど、テスターを使いこなせる職人さんって

“すごい!!”

につきますね〜


素人的には、デジタルの方が良さそうなのですが、本当はアナログのテスターじゃないと測れないものがあるんだとか…


聞いていたはずですが、

よく解っておりません(大汗)



そんな先週末でしたが、

今日、月曜日は大工さんと約束の日です!


那須の新築現場の屋根工事

野地板張り作業のお手伝いの日なのでした。


那須住宅の家は屋根も壁と同じような構造になっているのです。


従来の弊社の仕様も

一般的なほとんどの住宅も

壁には、透湿防水シートと呼ばれる層を設けています。


建物内部、壁体内部の湿気を排出させながら、外部からの雨水などの水分を浸入させない構造です。

そして、この防水層の上には、通気層と呼ばれる熱なの対流によって、上昇気流を発生させその対流に湿気を排出させるという機能を備えた構造になっているのです。


もちろん外壁そのもので雨水の浸入を防いでいるのですが、最終的な防水層ともいえるところになります。


どこの工務店、どこのハウスメーカーでもほとんどの会社が採り入れている工法です。


しかし!

私には疑問がありました!!


その通気層は、 

小屋裏へいったり

軒の通気口から排出させたり

屋根の棟へと抜けていったりします。



でも。  


でも。


一般的な屋根にあるのって

防水のためのルーフィングシートだけなんですよね。

透湿性能をもったものもありますが、単純にこれだけで考えると…


屋根のルーフィングシートと壁の防水シートが連続出来なくなってしまうのです!

これを繋ごうとすると、軒がつくれなくなって日除や雨除けが出来なくなり、たまに見かけるいわゆる“軒ゼロ”の家になっちゃうんです。


軒ゼロでもお家はつくれますが、真っ先にパッシブデザインが失われます。

自然を活かし自然をまもるための家づくりが出来なくなってしまうのです。



屋根 二重

屋根構面

屋根構造

そこで考えていたのが防水層を二重にするという考え方なのです。

極力継ぎ目を減らしたいので、3メートルのシートを使っています。


実際の屋根の下地になる野地板は、ロスのないように真物の半分に切ったものだけで作っていきます!(意外と細かな構造と寸法にこだわっています)

軒先やケラバ側の板(広小舞)は、樹脂製にして雨水のシミにも対応させます。



ちょっとした雨なら、傘をさしますよね。

けど、風も吹いて横殴り気味の雨の日に外に出なければならない時はカッパを着ますよね。

そして、余分な雨に当たらないように、目の前の視界を確保するために傘もさす。

こんな原理原則に従い、自身でも不明瞭な部分を取り除いてみました。


そんな安心のための二重の仕様です!


水分だけなら、ここまでする必要もないのですが、皆さんのお住まいに降りかかってくるのは雨だけでなく水蒸気も降りかかってくるのです。


日本のいやな暑さの原因は、水蒸気による蒸し暑さでもあります。

断熱材の内側には、高気密を支えるための気密シートが張られます。

これは、室内で発生した水蒸気を躯体内部へ流入させないためのもの。


それなのに、外壁側や屋根側には水蒸気の流入を防ぐための施工がなかったのです。


そこを知ってしまった以上は、

処置対応しなければ、長期に渡って心地よい暮らしを実現出来なくなってしまいます!


なので、

弊社仕様は透湿防水層を壁から屋根まで連続させ、壁と同じ考えをもった屋根部分の躯体が出来上がっていくのです。


壁の耐力面材を張るのと同様に屋根にも水平構面をとるための面材をはり、シート張っていくのです。


雨漏りがしなければよいのではなく、水蒸気漏れもさせたくないのです!

これが、第二の気密層ともいえる防水層になります。

ゆえに、気密性能の長期に渡る安定が得られるのです。


そんな考えの元に無事、屋根の下地が8割ほど出来ました!

夕立ちの心配もありましたが、お昼休みを早めに切り上げたこともあり、予報の3時前にはルーフィング材を張れました♪

ハイムシールドルーフ

今回初めて採用したウルトのハイムシールドルーフ

テープもしっかりしていてかなり安心感がありますね♪


ハイムシールドルーフ接着

台風だとこわいけど、これでちょっとした雨なら心配無用です!


普通なら、これで屋根屋さんへと繋がれていくのですがー

実は、もう少しやるべきことがあるのです♪


この続きはまたこんど〜



何をやるのかは、もう少しお待ちくださいませー

どうしても早く知りたい方は、メールやコメントへご連絡くださいね。 


残り2割!

気分的には4割くらいの屋根の大切な工事になります。


迄ご期待?!ですよ〜



今週も最後まで読んで下さりありがとうございます♪



私たち那須住宅は栃木県大田原市、那須塩原市、那須町を中心に高気密高断熱住宅を自然素材を使って新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.3・C値0.3・自然素材でつくる工務店です。





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Tel 0287-23-2224 Fax 0287-23-2224

森里川海

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