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執筆者の写真益子晃人

らしさ。

こんばんは


駐車場にロープにいたスミレがさらに増えて、しかもちょうどタイヤ付近になり…

益々駐車に気を使う日々の益子です。



益々足元が気になり、目線が下がる日々ですが、

先日、お笑い芸人のベテランと若手の対談(番宣CM)をやっているのをみました。


CMだったで、十数秒とかでしょうか。

いろんなことが、すっと入ってきたので少し書き留めておきました。



話しの中で、地方にいたときは、日々努力してネタを書き続けていたら、TVに出られるようになった。

けど、TVではタレントは、ネタ作りとかそういった努力は必要とされず、何をがんばっていいのかわからないと。

「何か気をつけてやっていることはありますか?」

という質問に、先輩芸人は経験してきたことを話します。


「若手の頃は、先輩方に無理やりつっ込んでみたりいろいろボケてみたりしたけど、結局オンエアされずみんなカットされちゃってたんだよ。」


散々やっていく中で、

「後に俯瞰してみると、番組として不自然だったりヘンだった。」

出演者みんなで作り上げる番組のなかで、バランスを欠いた行動になってしまっていた。

カットされるのは当然だった。


スタッフにその不自然さを“らしくないね”と言われ

自分の求められているポディションに気づけたそうです。



家づくりを番組づくりとするならば


製作スタッフ、演者は、お施主と私たち同様“創り手”

見てくれているTVの向こうは“地域の皆様”


お施主様と同じ夢、家づくりを実現するために

個々のスタッフ・演者の個性を活かして自分たちらしい家づくりをしていく。


創り手の満足だけで家をつくることは、今の時代では違っているのだと思うのです。


家づくりがお施主様に必要であることはもちろんですが、

地域や社会を構成するものとして家づくりをしていくべきこと。


大げさにいえば、地域にも必要とされ、共感され、環境に配慮された家でなければと。



創り手側にできること。


話しは戻って、芸人さんは“らしさ”を求められているんですね。

私たちよりも個性際立つ芸能の世界、その中で演者としてキャスティングされる。


きっかけはいろいろあるかもしれません。

でも、そこに呼ばれるということは、

その個性を必要とされていたり、期待されているからこそだと思うのです。


無理に合わせにいったり、映るためだけの努力は、

本当の力を表現することはきっとできないはずです。


演者の個性が他者と似ていたとしても

始めはマネだとしても、その元を超えるまでやればオリジナルになる。

マネから始めても、徐々に個性が加えられていけばオリジナルになる。


自然に身に着けた武器、個性が自分らしさをつくり

それを追求し続けたものだけに、自分の居場所を創り出すのだと思うのです。


個々の個性を活かしながら、番組全体を盛り上げることが出来たら

きっと、楽しく長く続くものになる。



世の中は、同じ人間の集まりではなく、みんなそれぞれに違う。

個性を認め合える関係が大切に思えるようになりました。


TVという世界は、演出されたもの

TVSHOWという側面もあるので、手放しでいいなと思える場所ではありませんが...


見せる場所づくりだったり、つくられた場所ではあるけど

たくさんの個性が引き立てあい最高のものを創ろうとすることはさすがの世界です。


やり続けることで、

ある日個性が認められ

必要とされ、期待される。



自分は、演者でいえば

きっと、デビューしたてのパッとしない二代目タレント。

製作側なら共同ディレクター?!


それでも期待してくださる

お施主さま(監督)のために、らしさ全開!でまいります!!


今週も現場もそれ以外も

張りきってまいりまーす!


3.2.1.

『START!』

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