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執筆者の写真益子晃人

安心と安全をつくる

まだまだ暑い日も続いていますが、朝晩は夕立ちがあったりですごしやすくなることも増えてきました。 稲穂も実り垂れさがりはじめ、夏の終わりを感じる時期となりました。


が!!

天候も不順な今年は、地域によっては水不足に見舞われています。 まさに沸騰化なのでしょうか...

天候の回復、通常の降雨を願っております。


ここ大田原は、中央分水嶺の那須・日光連山、茨城県境の山々に守られ

比較的穏やかに暮らせています。

地域の環境と恵みに感謝です。 とはいえ気候変動による天災も地震も

いつ、どこで起こるのか?起こらないのか?!も誰にもわかりません。 それでも、みんな縁のあるそれぞれの場所で暮らしていくのです。 私の仕事は、その暮らしを支えていくこと。 住む場所を探したり、 住む家を造ったり 直したりしています。 暮らしを支えるための安心・安全って もしかしたらイメージしずらいかもしれませんね... 食品なら、身体に悪影響のないもの。。 流通の過程が見え、作り手の顔が見えるもの。 身近で判りやすいですよね! そんな感じでしょうか。 では、家づくりの安心・安全とはなにか?

那須住宅が掲げる経営理念にもきちんと安心・安全を謳っています。

暮らしの中では、食や睡眠も大切なものですが、 私にできることは、食や睡眠を支えるための“器”づくり。

紙皿やプラスチックのような使い捨てのようなものでなく、

例えれば、陶器(土)やガラス(鉱物)や木で、永く愛着のわく大切な器をつくりたいんです。

具体的にいえば、 家を造るための材料、特に仕上のためのもの触れるものには自然なもの使うこと。 暮らしを包むものは自然なものでつくる。 やすらぎ、心地よさをつくる安心感。 VOCなど悪影響のでないものをつかう安全性。 家での室温差やバリアをなくし、身体の負担を減らす安心と安全。


地域の工務店として、

いつもかわらない顔と連絡先。 緊急時や不測の事態にもすぐに対応できる安心感。


地球環境を変えないための安心な構造。 省エネルギー性やパッシブデザインを優先すること。

たとえ地球が変動しても、暮らし続けるための安全性能。 新築工事でいえば、耐震等級3(建築基準法の1.5倍)の構造 リフォーム工事でいえば、耐震・断熱改修による性能UP!

家族の暮らす家には、絶対に守るべき命と住み継ぐ暮らしがあるのです。

たとえ、大きな災害があったとしも…

命を守るだけでなく、身体にも家にも大きな損傷もなく暮らし続けることが出来るように。

そんな安心と安全の性能が家には必要なのです。


建築基準法が大きく改正された56年以前の建物は、まだ3割以上あるといわれます。


耐震等級2以上とされる長期優良住宅も認定制度が平成21年に出来て14年。

少しづつ増えているけど、それでも新築(年間)の全戸数の3割程度。

昭和56年から平成21年の42年の間は、どうだったのか⁇


そう考えると、耐震化をしなければならない建物はたくさんあるのです。


先日もブログで少し触れましたが…

そんな建物の耐震診断・耐震改修をすべく、講習会に改めて参加してしてきたのです。

(無事修了証が届きました)



改めてというのも...

同じ日本建築防災協会主催ではあったのですが、当時は“耐震診断改修施工指導者”というもので、PCとソフトを用いて、具体的な改修提案も出来るものでした。


ところが、当時福島県で開催された講習会の開催団体が解散してしまい、気がつけばどこに履歴が残っておらず…

公的にも役に立たないものになっていました。

昨年、それに気づき改めて学び直しをさせてもらった次第です。

一度学んだとはいえ二日間まるまるの座学はなかなかハードでした〜



地域の工務店は、知識も技術も多様であるべき。

つくるだけでなく、“きちんと”直すためのチカラも持たなければなりません。

出来るだけ、費用をかけずに直すことも知識と技術の賜物です。


新築だけでなく、今ある建物の安心と安全をつくっていくこと事も大切なお仕事となるべきもの。


まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、日々勉強。

日進月歩!


歩みを止めぬよう前進してまいります‼︎


新築だけでなく、リフォームやリノベーションもぜひご相談くださいませ~


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