リノベーション現場も仕上がりに近くなってきて、イメージしやすくなりお施主様も楽しみにしています。
そんな中ではありますが、先日天井材が納品になりました。
ふだんは地元の材木屋さんから用意して頂くのですが、今回はちょっと嗜好を変えてみました!
JBN(工務店の会)で10年以上前から知り合いでもある三重県熊野にある野地木材工業さんから羽目板を用意してみました。

幅の狭い小幅板に見えるような羽目板です。
(檜 小幅板風羽目板)
前々から野地さんのHPなどで拝見し、使ってみたかったんです♪
シンプルで、和風でなく軽快に板目を出せそうな…
壁紙でなく自然の木で天井を仕上げる。
弊社工事中でもあるNASUNO BASE CAMP 2Fでも板張りとしていますが、本実というよりシンプルで従来からあるタイプです。(塗装中)

この日は、早速張り出してくれました!

なかなかよい感じになりそうです♪
楽しみですねー!
お施主さまも少し前の冷え込んだ日に何もしてないけど、二階よりも一階の方が暖かくて断熱改修の差を実感されていました!
玄関もまだなので、もう少しかわりますよー!!
そして、こちらは天井の修理改修。
ない方がいい現場だったのですが、築18年のOB様のお宅です。
実は、リビング上がバルコニーだったのですが、排水が詰まってしまい階下へ雨漏りしてしまいました…
ダウンライトから発覚したのですが、気密化施工により天井そのものは無傷。
配線つたいに漏ってきたようです。
事前調査でバルコニー下部、排水まわりに中心に水が溜まってしまっているのを確認。


工事は、少し大きめに開口させて頂き、しっかりと確認改修。
水を抜き、濡れた断熱材は撤去し新たな断熱材に入れ替える。
そして再気密断熱化施工をします!

大きめに開口させて頂いたのも、ちょいイメチェンします!

天井をギリギリまで上げて、折り上げ天井へと変えてみました!
3日間ほどご不便をおかけしましたが、これで一安心です♪
高気密高断熱化すると雨漏りは気づきにくい側面がありますが、なってみると傷める部分が少ないのかもしれません。
もちろん、雨漏りなんてしないことが大前提ではありますが、内装がダメになってしまったり、家具が傷んでしまうことがなくなるのかもしれません。
今回は部分改修で済んだので、工事費も思うよりかからずにすみました!
気密化処理もあまり劣化もみられず、今回は水密性として機能してくれました。
気密、断熱化はやっぱりしてあると安心ですね!!
あとは、バルコニーのメンテナンス性とか不慮の事故が起きないよう何か考えなければなりませんね。
今週も最後までお読み頂きありがとうございます。
私たち那須住宅は栃木県大田原市、那須塩原市、那須町を中心に高気密・高断熱住宅を自然素材を使って新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.3・C値0.3・自然素材でつくる工務店です。
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