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憧れるのはやめましょう。

子供の頃から、なんの違和感もなくテレビを見ていました。 きっと、みんなそう思っているはず。。。


自分の話している言葉とテレビから聞こえてくる話し方は変わらない...

栃木の人は、だいたいそう思っている。


教科書だって、そんなに変わっていない。

と、思っている。


おじいちゃんやおばあちゃんの話し方は、やや東北弁よりに聞こえてはいましたが、

自分はそれとは違うと思っていた。 栃木の北部。

南東北?関東ローカル? 関東平野の北の端!!とは、よく大田原の場所の説明に使っていました。

自分は関東人だと思っていました!!

(そうなんですが。)


なんでそんなことを書いたかというと…

大学に進学し、群馬に移住しました。

群馬にも独特の方言があり、

全国からきた仲間と話していると、またそれぞれの方言ある。

住む場所も変われば、ぜんぜん違うのだと気づかされました。 栃木県外の人からみれば、栃木も十分になまっています!

同じだと思っていた言葉、文字も実は全然イントネーションが違っていたり...

標準語だと思っていた方言もたくさんありました。



栃木県は、情報も物流もきほん首都圏からやってきます。

仕事をするようになると、支店とか営業所単位でモノがやってくるので、情報も東京を中心にくるのです。


大げさな言い方になりますが...

少し前まで、住んでるところも話し方も違う環境なのに“住もう”“暮らそう”とする方法は、実は東京と同じようになっていたんです。


断熱材だって、首都圏が50mmだから50mm、100mmになったから100mm。

断熱材っていっているのに、断熱できない施工方法をしてきてしまったんですよね。


普通だと思っていたことが、実は違っていて 栃木の人たちは、その差を重ね着という着衣量とこたつで補っていたんですよね。

きっと...

塩っ辛い保存食文化の影響もあるかと思いますが、

やはり私たち建築従事者が一番に気になるデータです。


その結果が、おそらく長年一位の座を譲れないこのグラフです。



こたつを出たら寒いんです!! 北海道や東北と比べたら温暖かもしれませんが、栃木県(県北)は温暖地ではありません。 日射量は、ままありますが寒いんです。

大田原は、那須や高原山の吹きおろしや放射冷却もあるととっても寒いんです。

去年の今頃は、ー16.4度を記録したんですよー




断熱の地域区分だって、5地域ではなく

那須塩原市と同じ4地域でいいと思うのです~


考え方を宇都宮市や県南地域と同じでいいというのはちょっと違う気もするんです。。。

(個人的見解ですが)

外水道だって、県央部と違い大田原市は水抜き栓がふつうに使われます。

なぜだろう??


そんな場所に住んでいますから、

絶対に断熱は必要な技術なのです!!

配管だってしっかり保温材が巻かれ、ヒーター線だって入ってますよね。

県北地域は、自分の中では準寒冷地。

たとえ魅力度ランキングが下位だとしても...

栃木は栃木なのです。


東京に“憧れるのはやめましょう!!”

東京よりも快適に暮らすためには、そこを超えていかねばなりません。


都会と違って日差しを採り入れやすいのが、地方のよいところ。

冬は、日差しを積極的に採り入れながら

あたたかな日差しで気持ちよく暮らしていけるようにしていきましょう♪

地方にはパッシブデザインという強い味方がいるのです!


その地域の特性を知り、暮らしづくりができるのは大手のメーカーではなく

地域の工務店なのです。


ここちよい暮らしのためには

断熱をしただけでは成り立ちませんが、断熱ははじめの一歩です。

断熱をより活かすために気密性や換気のコントロールも必要となるのです。


先日、開催した断熱ワークショップもそのひとつです。

現在の状況は、さほど変わっていませんが、現場で不要となった端材等厚みのことなる古い在庫分を活用しながら少しずつ充填作業をすすめております~

180mmのところも古い140mm材と割いた40mmで調整しながら無駄なく活用です!!

この後、さらにボード係断熱材が30mmを張り、Ua値0.29(w/m2・k) Q値1.32(w/m2・k)仕様となっていきます。



見た目はあまりよくありませんが、“無駄をなくす”が優先です。

(落ちてしまいそうなところもあるので次の施工まで突っ張りもつけてあります。)

エコロジーでエコノミーなのです♪


断熱材の次は~

断熱窓のワークショップも開催します!!

〈ここからは告知です〉

昨年より補助もあり、高性能内窓も増えてきていますが、手軽にできる断熱作業として内窓作成をやってみたいと思います。


お家の中でプチプチを貼ってみたところなんかありませんかー?

プチプチよりは費用はかかりますが、開閉が出来て使いやすさと効果をすぐに発揮できるものになると思います。

(ホームセンターで購入できる材料です。)

意外に簡単ですし、やってみたい! 作業場所も気にせず、広い場所で作れる。

そんな風に思って頂けたら、ぜひお気軽にご参加くださいませ~♪






詳細は、イベントページをご覧になってみてください。

ご参加お待ち致しております♪


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〒324-0043 栃木県大田原市浅香1-5-7

Tel 0287-23-2224 Fax 0287-23-2224

森里川海

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